項目当期(百万円)前期(百万円)前期比
売上高51,47146,177+11.5%
営業利益2,6031,381+88.5%
経常利益2,552980+160.4%
純利益1,4861,515-1.9%

営業利益率: +5.1% 業績修正の有無: なし

項目来期予想(百万円)今期通期実績比
売上高180,000-
営業利益3,160-
経常利益4,204-
純利益4,900-

分析: 売上高は前年同期比で11.5%増加し、国内売上高の増加(前年同期比8.1%増)と海外売上高の増加(前年同期比15.9%増)が牽引しています。特に海外売上高の伸びが目立ち、欧州市場での売上拡大が確認できます。

営業利益は前年同期比で88.5%と大幅に増加しており、増収に加え、価格改定効果や「プロジェクトZ効果」といった要因が利益を大きく押し上げています。これは、単なる需要回復以上の、収益構造の改善や大型案件の寄与を示唆しています。

経常利益は前年同期比160.4%と最も高い伸びを示しており、為替差損益の好転が利益を大きく押し上げたことが背景にあります。

一方で、純利益は前年同期比で1.9%の微減となっています。これは、固定資産売却益の減少や法人税等の増加が主な要因であり、営業活動による本業の利益水準が堅調に推移している中で、非営業的な要因が純利益を押し下げた構造が見て取れます。

商品別では、国内の作業機・補修用部品・修理収入が前年同期比16.9%増、海外の作業機・補修用部品・修理収入が前年同期比28.5%増と、メンテナンス・部品関連の収益が堅調に伸びています。これは、農業機械のライフサイクル全体におけるサービス・保守需要の強さを示しており、安定的な収益源として評価できます。

来期予想は、売上高、営業利益、経常利益ともに前年実績を大きく上回る水準で計画されており、特に営業利益の成長期待が高いことが読み取れます。純利益の予想値も高い水準に設定されており、本業の成長期待を織り込んでいると考えられます。

全体として、売上・利益ともに力強い成長を見せており、特に海外市場での展開と、メンテナンス・部品を通じた安定的な収益確保が強みです。純利益の変動要因が明確であるため、投資家は営業利益や経常利益の推移を重視する傾向が強いと推測されます。


出典: TDnet 適時開示(原文PDF) | IR | English version

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