項目当期(百万円)前期(百万円)前期比
売上高3,546,0413,669,234-3.4%
営業利益230,042242,045-5.0%
経常利益291,072276,400+5.3%
純利益227,795202,087+12.7%
  • 営業利益率: 6.5%
  • 業績修正の有無: なし
項目来期予想(百万円)今期通期実績比
売上高--
営業利益--
経常利益--
純利益--

次期業績予想は開示されていません。

分析:
中部電力は2026年3月期において、売上高が前年比で3.4%減少し、3兆5,460億円となった。これは燃料費調整額(燃調収入)の減少などの影響が主な要因である。一方で、経常利益は前年比で5.3%増加し、2,910億円となった。これは、JERAの国内火力事業における石炭の調達競争力改善などの要因が寄与した。また、純利益は前年比で12.7%増加し、2,277億円となった。これは、経常利益の増加と、特別損失の減少が要因である。

営業利益率は6.5%と、業界平均並みの水準にある。これは、電力業界のコスト構造と価格設定のバランスが取れていることを示唆している。また、自己資本比率は41.0%と前年比で1.9ポイント上昇しており、財務の健全性が維持されている。

浜岡原発の新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案の影響が、一部の費用に計上されているが、その影響は限定的であり、長期的な業績への悪影響は限定的である。また、火力発電は東電と統合しており、これにより調達コストの改善が見込まれている。

一方で、燃料価格の変動や卸電力市場価格の不確実性が高まっており、2027年3月期の業績見通しは未定である。これは、中東情勢などの外部要因が業績に与える影響が大きいことを示している。

海外投資家は、日本企業の決算短信における「期ずれ」の影響や、特別損失・利益の計上方法など、日本特有の会計処理に注意が必要である。また、業績の変動が外部要因に強く依存している点も、長期的な投資判断において考慮すべき要因である。


出典: TDnet 適時開示(原文PDF) | IR | English version

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